forza_Atleti

ノウムと申します。主に応援してるクラブはAtlético Madridです。他サポの方もよろしくお願いします。

【マッチレビュー】20-21シーズンLaliga第6節アトレティコvsセルタ(アウェイ)

お詫び

皆さんお久しぶりです、ノウムです。

セルタ戦の振り返りをする前にお詫びをさせてください。ウエスカ戦、ビジャレアル戦の振り返りをすると言っておきながら色々と忙しく合間がなかったこともあり、約束を破ってしまいました。本当に申し訳ありませんでした🙇‍♀️

今季全試合振り返りをするという目標はスタートで早くも躓き、失敗に終わりましたが、これからは1試合1試合をより深く丁寧にブログにしていこうと思いますのでよろしくお願いします🤲

 

本題

それでは、気を取り直して本題へ。2週間の代表ウィークがあけ、リーガが帰ってきました。アトレティコは開幕戦の6-1というような衝撃的な内容とは打って変わって先の2試合でスコアレスドローに終わり、やっぱりいつものアトレティコか?(笑)と思ってしまいましたが、セルタ戦は果たしてどういう結果になったのでしょうか。

 

スタメン

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アトレティコ

 ヒメネス、サウール、ロディはそれぞれ違和感があったそうで大事をとって休養。また、代表に呼ばれていたフェリックス、フェリペ、カラスコはベンチスタートでしたが、同じく代表に呼ばれていたスアレス、トリッピアーは先発でした。

 トリッピアーに関しては例の賭博問題で代表を離脱していましたが問題なかったのでしょうか?それに、ここずっと出ずっぱりなので疲労が心配です。ヴルサリコは怪我で離脱中ですし、控えがBチームのリカルドしかいないとなると右ラテラルの補強は必須だと思われます。

 代表組に代わって左CBにエルモソ、左ラテラルにマヌを起用してきました。どちらかは使われると思っていましたが、両方使ってくるというのは意外でした。また、トレイラが移籍後いきなり初スタメン、コスタとスアレスがコンビを組み、夢のような2トップがスタートから顔を並べました。

 

セルタ

一方セルタは前節から5人を変更し、システムも3バックに変えてきました。これはアトレティコの2トップに対して数的優位を作り、プレス回避することが狙いだと思われます。また、デニススアレスは開幕戦からずっとスタメンでしたがベンチスタート。代わりに今季セビージャから移籍してきたベテランのノリートがスタートから使われ、2トップはアスパスとサンティ・ミナが組みました。

セルタはバルサ戦から得点が生まれず、2連敗中といまいち波に乗れていませんが、果たして…

 

1点目⚽️(G:スアレス A:マヌ)

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まずは得点シーンから振り返りたいと思います。1点目は前半立ち上がり5分という早い時間帯にレマルが8番のベルタンからボールを奪った所から生まれました。レマルがサポートに来ていたコケにバックパス、コスタがサイドに抜け出しているのを見逃さなかったカピタンからフライパスが送られると、空いたハーフスペースにインナーラップしてきたのはマヌ👏

あとはスアレスが流し込むだけというところでしっかりと決めて左サイドで素晴らしい連携と崩しからゴールが生まれました。

このシーンで特筆すべきはやはりマヌ。Bチームから今季トップに昇格後初スタメンでいきなりアシストは素晴らしい活躍でした。彼の強みは的確なタイミングでのオーバーラップと思っていたのですが、内外を使い分けることができる選手だったとは…Bチームの選手の可能性と期待に胸が膨らみ、これからは一層Bチームの選手にも注目していきたいと思いました。

 

2点目(G:カラスコ)

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後半ゴールが生まれず、アディショナルタイムに突入し、このまま試合終了かと思われた93分、オブラクゴールキックから32番のミゲル・ロドリゲスがドリブルで運ぼうとしたところをトリッピアーがカット、前線に残っていたフェリックスにパスを送り右サイドに抜け出します。ファールを誘った所から、スローインのチャンスを迎えるとエレーラとのやり取りで24番のムリージョと14番のタピア、32番のミゲルを釣り出し、空いたスペースに入ってきたジョレンテに綺麗な浮き球のパスを送るとそのままPA内に走り込んできたフェリックスが強烈な左足でシュート。惜しくもクロスバーでしたが、こぼれ球を左サイドから走り込んできたカラスコがヘディングで決めてゴール。スコアを2-0としました。

このシーンで特筆すべきはフェリックス。後半コスタと交代で入ってきて中々チャンスに絡めずにいましたが最後の最後で個の力でチームに2点目をもたらしました。この試合もシュート一本と不完全燃焼感は否めませんが代表ウィーク明けで疲労も溜まっていたと思いますし、今後に期待したいと思います。

 

まとめ

守備面では前半は立ち上がりに幸先良く先制しましたが、その後何度もセルタにゴールを脅かされ、オブラクがいたから無失点で済んだものの、失点していてもおかしくない試合内容でした。

攻撃面ではスアレスは流石の決定力でした。いて欲しい所にいてくれて、待望のストライカーが来てくれたという感じです。しかし、コスタとスアレスのコンビがいい感じだったのでコスタの途中交代は残念でした。怪我が長引かないことを祈るとともに、コスタもスアレスも怪我がちなことも考えてるとFWの層は厚いとは言えませんし、慎重に使っていかざるを得ないところもシメオネが頭を抱える問題でしょう。後半はカラスコ、フェリペ、フェリックス、エレーラを投入し、右肩上がりの3バックにして無失点で終えてかつ得点もできたことは収穫だったのではないかと思います。とはいえ、エルモソは序盤のサンティミナのタックルにはアトレティコらしさも感じ良かったですが、まだ守備が軽いところがあり今後このシステムと選手起用を含めてどのように最適解を見つけていくのかシメオネの手腕が試されているのではないかと思います。

さて、次はCLバイエルン戦です。2年連続欧州王者と戦えるなんてワクワクと同時に戦々恐々とするところではありますが、勝てる見込みは十分あると思うのでしっかりと気を引き締めて頑張ってもらいたいですね。(ところで日本で観れるかどうか未だ不透明ですが、どうにか観る方法はないんでしょうか?詳しい方いればぜひコメントで教えて頂きたいです。)

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。